専門家インタビュー
土肥美智子先生(スポーツドクター)

 
 * * * 土肥先生プロフィール * * * 
 

国立スポーツ科学センター(JISS) メディカルセンター スポーツクリニック スポーツドクター

北京オリンピック、 ロンドンオリンピック 選手団帯同メディカルスタッフ

日本サッカー協会 スポーツ医学委員(~2011年)
 
FIFA女子委員会及びスポーツ医学委員会委員
専門は、スポーツ医学全般(特にアスリート喘息)、スポーツ外傷・障害画像診断学

 

ご自身も二人のお子様を持つお母様でいらっしゃる土肥先生。 スポーツドクターとして、そして母親として、我々スポーツペアレンツにとって役に立つお話をたくさんしていただきました。

(Part1~4まであります。)

 

(万が一の備えについて)

Q:スポーツ現場でのケガの対応はコーチや保護者が基本対応しているところがまだ多くあると思います。万が一に備えて、コーチや保護者に身につけて欲しいスキルや知識、事前に準備しておくべきことはありますか?

A:AEDの設置場所確認は是非しておきましょう。広いグランドにおいては、どこに置いてあるかの確認はしておいた方がいいですね。その他病院はどこにあるのかなど、確認の準備が大事ですね。

 

(子供のスポーツ活動中における突然死について)

Q:子どもの突然死の多くはスポーツ活動中に発生しているといいます。これは事前に予防することができますか?

A:いくつか事前に予防する方法はあります。まず症状。胸が痛い、動悸がある、めまいや失神、そんな症状があれば注意します。また、これまでもそのような経験があれば、一度医師に相談しましょう。またご家族の既往歴も確認します。これは、事前に参加する子どもたちの健康診断表のようなものを集め、コーチ達でその情報を共有しておく、ということは予防につながります。

 

Q:万が一目の前で子供が倒れた際、現場いにいるコーチや保護者はまずなにをするべきでしょうか?
A:緊急事態ですから、すぐに救急車を呼ぶこと、そしてAEDですね。現場において、誰が救急車に電話をし、誰がAEDを取りに行くのか、ということをきちんと事前に準備しておくことも必要ですね。
そして、必ずAEDの場所を全員で確認しておくことです。これは、子どもを含めて行うことを推奨しています。(プロジェクトも進行しています。)
子どもがAEDを使うことは難しいかも知れませんが、AEDをとってくる、ということは事前に調べておけばできるはずです。
とにかく早く、3分以内にAEDの除細動ボタンが押すことが重要です。

 

Q:野球においては、「胸部保護パット」というものが市販されています。装着を義務としている団体と、そうでない団体とあるようですが、その効果についてはどのようにお考えですか?

A:パットをしていれば心臓震とうを絶対起こさないか、というとそうではありません。すべてにおいて、「絶対」ということはないのです。ある程度の予防にはなるかと思いますが、、起きた時の対応(AED設置場所確認、救急車要請と一次救命)を徹底しておく、ということがやはり大事かと思います。

 

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