JADA平井さんインタビュー③

Q:子ども達の安全なスポーツ環境のために、今後どのようなことが進んでいけば良いと思われますか?

A:現場にトレーナーが一人でもいる、というのは理想です。

そしてもし、トレーナーが部にいるならば、それは学校の特色として強調できるのではないでしょうか?

「子どものスポーツ活動中の安全を守るために、うちの学校はトレーナーをつけています!」と、それは、他の学校との差別化にもなるのではないかと思います。

 

私も、個人的にかつてスポーツ事故で起きた判例をいろいろ調べていた時期もあります。熱中症の事故は本当に多く、驚くばかりでした。

確かに、医学的な知識がない人が判断に迷うスポーツ外傷は多くありますが、熱中症は、症状や異変が明らかです。

それをどうして見過ごすのか?と不思議でたまりません。

 

スポーツでケガや事故は起きてしまいます、ですが、まずはその予防対策ができる人がいること。

また、裁判の判例を多く見てみると、予防策が取れていたか、いざスポーツの現場で事故が起きた時に、学校側が、EAP(エマージェンシーアクションプラン)のようなものを、きちんと整えられていたか?

準備をしていたか?練習をしていたか?ということが非常に重要なポイントになります。

 

やるべきことを、きちんとやったうえで、準備すべきことを、きちんと準備しておいたから、事故は起こってしまったけれど、結果はのぞましいものではなかったかもしれないけれど、最善の対応をとることができた。という場合は、学校側の責任が問われるケースは少ないのです。

なので、そして万が一に備えて学校側がどれだけ真剣に必要性を感じて準備や練習などの対策をしているのか、というのは重要です。

もし、やり方がわからないのであれば、トレーナーを雇い、彼らに対策をお願いすればよいかと思います。フルタイムで雇用する必要はありませんし、やり方はいろいろあると思うんですよね。

 

保護者の方も、学校を選ぶ際に「アスレティックトレーナーはいますか?」のような問い合わせをしてみる、とか・・・(笑)。

そんな問い合わせが多くあると、学校側もそのニーズに気付いてくれるのではないでしょうかね?

 
 

なるほど、たくさんのお話しありがとうございました。

 

最後に、スポーツペアレンツの皆様へメッセージを。

スポーツの価値は何なのか、ということを今一度保護者の方も、子どもと良く考えてほしいですね。

スポーツを通して子どもに何を学んでほしいのか?

スポーツマンシップであったり、正々堂々と戦うことであったり、チームメイトと助け合うことであったり・・・。

そして、アンチ・ドーピングの重要性について、是非JADA(日本アンチ・ドーピング機構)のHP(http://www.realchampion.jp/)

をご覧いただき、知っていただきたいです。

 

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