安部氏インタビュー(3)

<基本的な手当てについて>

Q:捻挫・打撲の対応方法の基本について教えてください

A:RICE(Rest安静、Ice冷却、Compression圧迫、Elevation挙上)がやはり基本ですね。


Q:熱中症の予防と対応について教えてください。

A:活動中だけでなく、日常的にこまめに水分補給をする習慣をつけること。十分な休養と栄養補給。

 

Q:疲労回復のテクニックなどがあれば・・・

A:基本的なことですが、酷使したところは冷やす、ということですね、そしてストレッチ。

普段からストレッチをきちんとしていれば、自分の動かせる範囲(関節可動域)を敏感に感じ取れると思うんです。

動かせる範囲が少ないな、と感じればストレッチを多くする、とか、ケアをきちんとする、という意識が高まると思います。

 

Q:様々なスポーツ障害の予防法はありますか?

A:年代、体力に見合った練習方法と、レベルアップに必要な限界とオーバーユースの境界を選手・コーチが把握すること。

 

<アスレティックトレーナーについて>

Q:アスレティックトレーナーとは何をする人ですか?

A:選手の健康を全般的に管理するプロフェッショナルです。

 

Q:日本体育協会のATとNATAのATCとの違いなどがあれば教えてください

A:国家的に認められた准医療資格であるかどうかでしょうか。アメリカNATAのトレーナー資格は国家的(アメリカ)に認められた準医療資格なので、臨床時間、実際に選手に触れる時間や経験も多いですし、緊急時の対応についてもカリキュラムの中では多くの時間を割いています。

 

Q:どんな知識やスキルを持った人ですか?

A:アスリートのケガや疾病に対して予防・処置・リハビリ・トレーニング・組織管理できる人です。そして緊急時の対応ですね。

これは、スポーツセーフティジャパンさんが中心になって活動されていると思うのですが、心からその活動に賛同しますね。

アスレティックトレーナーの基本はスポーツセーフティです。ここがまずは一番大事なんですよ。これが出来ないと、トレーナーではない、と言っても過言ではないと思います。

 

Q:アスレティックトレーナーがスポーツ現場にいることでのメリットはなんでしょう?また現場で最も必要とされるスキルは何でしょう?

A:メリットはアスリートの傷害健康管理とコーチングの役割分担ができること。最も必要とされるスキルは重大な障害や選手の生命・安全を守るEAPの遂行です。

 

Q:これからトレーナーを目指そうと思っている学生さん達にアドバイスがあればお願いします。

A:国内で活動したいという思いがある学生さんであれば、国内の資格、日本体育協会ATなどを取得するのがいいのかな、と思います。加えて幅広く活動していきたいのであれば、医療系の資格もあるといいかもしれません。

 

<今後の活動について>

Q:今後はどのような活動に力をいれていきたいですか?

A:トレーナー・柔道整復師として地域の方々の傷害予防や施術、子供からお年寄りまで運動の重要性と安全を普及できたらと思います。

 

*Best sports parentsを目指して!一言お願いします

子供はまだ何事においても判断力がありません。

子供自身が正しい判断力や技術・知識を養うために協力・教育することも大切ですが、判断力・知識・技術が未発達なうちは親がはっきりと「こうしなければいけない」というルール作りや指導を行う必要があるかと思います。

その正しい指導のためには子供以上に親として常に学び学習したいですね

そしてやはり子ども自身の自立、も大切です。

安全を確保しつつ、やり過ぎない、バランスを上手くとりながらお子さんと関わってください。

 

 

 

安部さん、ありがとうございました!

アクティブ整骨院では、トレーナー派遣(学校運動部ももちろん可!)のサービスもあります。ご興味のある方はアクティブ整骨院にお問い合わせください!

 

>(