8)雷被害に気を付けて!

2013年10月21日 08:50

天気が不安定な季節の、屋外でのスポーツで気をつけなければいけないのが、落雷被害です。

毎年、1~2例くらいは悲しい事故のニュースを耳にします。そして、適切な対応をしなかった、として指導者が裁判にかけられているケースもあります。

雷被害が起こった場合、指導者が問われる責任としては・・・
・ケガが起こらないような安全対策をどこまでとっていたか(緊急時の対応方法や、会場や使用器具の安全性などのチェックは万全であったか。)
・避難できるような場所を確保していたか(雷や強風などにおいて)
・ケガが起こってしまった時の対応策が事前に用意されていたか(救急箱の準備、近隣の病院との連携など)
・指導者の緊急時における対応方法の知識は十分であったか

などです。

雷は自然災害ではあるものの、雷の音が聞こえたり、光が見えたりしたら、すぐに試合や練習を中止し、避難させれば事故は防げる、とされています。
そして、指導者(特に屋外スポーツ)は知っていて当然である、とも。 指導者のもとスポーツ活動をしている子ども達は、指導者の指示に従います。
「まだ大丈夫、やれ!」
と言われれば ちょっと怖いな、と思っていても試合や練習を続けるでしょうし、
「まだやれるんじゃ?」
と本人達が思っても、コーチが ”万が一に備えていったん避難しよう!” と指示すれば、避難するのです。

予防策としてはいくつかありますので、ご紹介しますね。


●気象庁のサービス雷ナウキャスト→雷雲の所在地や、危険度がチェックできます。

ウェザーニューズのサービス → 有料ですが、携帯から登録し、雷が近くに来るとメールが届く、「雷お知らせメール」があります。落雷発生の可能性をお知らせしてくれます。

また、アナログ的な対応方法ではありますが、
・とにかく雷の音がしたらいったん避難。 ・・・というのも、人間の耳で雷の音がキャッチできると、雷雲が10km以内にあるんですって。
・ラジオの音をチェック。・・・試合会場や練習場所にラジオを携帯して行くコーチの方は珍しいかもしれませんが。。。FMではなく、AMにしておくと、雷が近づくと ”ガ、ガ、ガガ~” という雑音が入るそうです。

ちなみに、雷鳴が聞こえてから光が見えるまでの間隔が長ければ安心、というのは間違った情報だそうですので、あまり当てにしない方が良いようです。

日本におけるスポーツの団体も、独自にアナウンスしていますのでご紹介します。

◆日本サッカー協会・・・サッカー活動中の落雷事故の防止対策についての指針

◆日本ラグビーフットボール協会・・・雷に関する注意

コーチの方々は大変かと思いますが、子供達の命は、自分達にかかっている!ということを常に念頭において指導にあたる必要があるでしょう。