11)運動神経って?

2013年10月22日 15:44
運動神経、ないよりはあったほうがいいかも?ですよね。
 
そもそも、運動神経って?一緒にお勉強しましょう!
 
◆運動神経って何?
 
神経、と言うくらいですから、脳からの指令の1つで、”遠心性神経” が運動神経を指していると言われています。
 
つまり、 ”うちの子は運動神経がないから・・・”
 
ということは絶対ありえない話で、”神経" そのものは存在します!誰にでも! ただ、それを上手く使えるかどうか、がKeyになるんです。
 
脳からの指令、がそれなわけですから、  
”あの子、運動神経がいいわね~” というのは、
”あの子、脳から筋肉への神経伝達が素晴らしいわね~”
 
と、いえなくも、ないのです・・・!? 次からそう言ってみようかな・・・
 
その中でも "プルキンエ細胞" とやらが鍵になっているとか…
 
運動時に動かす筋肉である骨格筋(骨についている筋肉)は、心臓など内蔵の筋肉の*不随意筋とは違って、意識して動かす”随意筋” ですね。
 
*不随意筋・・・意識しなくても生きていくために自動的に動く筋肉
 
随意筋は、脳からの指令(縮め、伸びろ)を受けて動きます。
 
◆運動神経がいい、わるい、ってどういうこと?
 
脳が体の筋肉へ ”これをしろ” という指令が速く、スムーズにできるほど運動神経がいい、ということになります。
 
たとえば、サッカーだったら、ドリブルをしていて左からディフェンスがくる。フェイントをかけて抜くか、右斜め前にいる味方に瞬時にパスをするか・・・。
 
ギリギリまで体勢を保ちつつ、右にも左にもいける準備を体にし、即時に爆発的な力を発揮する。。。
 
とか、
 
野球であれば、ピッチャーが投げた球に対して、バッターが体を捻るタイミングをいつ取るか、肩の高さをどうするか、体重の移動をどうするか・・・
 
スタンスは広くするのか、狭くするのか、バットを強く振るか、力を抜いて振るか。。。
 
とか
 
そんなレベルまでの話ではなくても、ボールが前から飛んできて、手がすぐにでるか、しゃがむか捻るか、脳が瞬時に指令をだして体が動くかどうか・・・
 
そうではなく、脳からの指令が遅く、ボールを顔で受ける
 
瞬時に体が反応しない、よけられない、などだと運動神経としてはあまりよくない、と言われます。
 
こういうふうにしたらいい・・・ こんなときにはこんな動きをする・・・
 
という頭でのイメージをそのまま体で表現することができる、体を動かせる、というのが ”運動神経がいい” ということになるでしょう。
 
◆運動神経って遺伝するの?
 
両親がアスリートだったから、子どもも運動神経がいい、とは限りませんし、両親が運動音痴だったから、子どもも運動音痴か、というとそういうわけではありません!
 
もちろん、DNAとして速筋(パワー系の筋肉)や遅筋(持久系の筋肉)の割合が両親と似る、ということはありますが、運動神経の発達に影響するのは ”環境” や ”経験” である、と多くの先生方はおっしゃっています。
 
人間の発育発達の過程を示したスキャモンのグラフに準ずると、神経系の発達は約80%は5歳で、そして12歳ごろには100%完成する、としています。
 
ということは、この5歳~8歳ごろ(プレ・ゴールデンエイジ)、8歳~12歳ごろ(ゴールデンエイジ)までにその子どもがどんな運動環境にあったか、どのようにして体を動かしたか、ということがその後の運動神経を左右する、といっても過言ではない?!のかもしれません。
 
◆運動神経をよくするにはどうすればいいの?
 
まずは、小学校低学年くらいまででしたら色んな動きをさせること、1つのスポーツに絞らず、色々な動きを経験させてあげることが大切です。
 
オリンピックやプロのアスリート達も、小学生時代は色んな習い事をしていた選手が多くいます。その経験が後に1つのスポーツに熱中する年齢になったとき、非常に活きてきます。
 
さらに小さい子どもでしたら、広場を思いっきり走る、飛ぶ、転がる、ボールを投げる、ジャングルジムを登る・・・
 
など、本当に基本的なことです。子どもらしい遊びをたくさんさせてあげてください。
 
といっても、都会ではなかなか広い公園もなく、子どもを狙った凶悪な事件などがニュースに出ると、外で遊ばせるのもためらってしまって・・・
 
遊ぶと言ったらお友達の家、雨など降ったらどこにも行けず・・・ 習い事をさせようにも3つも4つもさせたら金銭的にも厳しい・・・
 
という現実もあります。
 
色々問題はありますが、まずは天気のいい日、お父さんがお休みの日でも、子どもを連れて外で遊びましょう!