13)スポーツ障害早期発見方法

2013年10月21日 17:58
「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」、両方スポーツによる怪我、ですが、キッズスポーツにおいて、”オーバーユース(使いすぎ)”が原因で起こるスポーツ障害は、周りの大人たちの努力で、予防が可能です。
 
指導者はもちろん、保護者の方が、”子どもの動きを注意深く観察  ”することで、子供たちのスポーツ障害を早期に発見し、医療機関への受診を早め、”特別な治療をしなくても”自然に治癒が可能なケースが多いのです。
 
しかし、 
 ”ちょっとくらい大丈夫だろう…” 
 ”あと、もう少し…”
 ”あの子がいないと困る…”
 
など、「大人の都合」で受診を遅らせると、たとえ手術をしたとしても完治しないこともありますから、十分な注意が必要です。
 
スポーツによる慢性障害、を早期に発見するために必要な、「症状の段階変化」と「痛みの段階変化」についてお勉強しましょう。
 
【症状の段階変化】
 
第1レベル: 運動を行うと痛みがあるものの、軽くウォーミングアップ後や、練習に集中していると痛みはそれほど感じない。
 
第2レベル: レントゲンなどでかすかに組織の変化がみられる。運動中や運動後に痛みがある。
 
第3レベル: 障害部に腫れがあり、痛みが長く続く。関節の動きも悪い。この段階まできてしまうと、1ヶ月以上、スポーツを参加できなくなることもある。
 
第4レベル: 常に痛みがあり、場合によっては手術が必要。日常生活にも支障をきたす。
 
【痛みの段階変化】
 
①練習中は痛まないが、終わると痛い。
      
②練習中にも痛みがあるが、我慢できる。
 
③練習はできるが、全力ではできない。
 
④痛みがあって練習はできない。
 
運動中や運動後の子どもの様子を、よく観察してみましょう。
 
何か特別な動作をするときに、顔をゆがめていませんか? キックした時、ボールを投げた時、ダッシュのスタート時・・・などなど。
 
これまでの本人の実力と比較して、スピードやパワーが落ちていませんか?
 
練習後など、どこかの部位をさすったり、ゆらしたりしていませんか?
 
お家などで、練習に行く前などにため息をついたりしていませんか?
 
我慢強い子や、センスが抜群でコーチや親からの期待が大きい子、など、子どもながらに
 
"痛いけど、我慢できないわけじゃないから・・・”と、無理をしていることもあります。
 
まだまだ先が長いキッズ達。中学、高校、そして大学やプロに行った時、「あのときの古傷が・・・」なんて言わせたくないですよね。
 
指導者の方や、保護者の方の、”あれ?” という直感を信じて、まずは早めに医療機関  へ!