6)AED使用時の生存率

2013年10月20日 19:29

子どものスポーツ活動中、心室細動による心停止が起こった直後、AEDが身近にあるとは限りませんし、ない場合が多いでしょう。

消防庁の調査では、救急車が要請を受けてから現場に到着するまでの平均時間は 約6~7分  だそうです。 

しかし、心臓停止の患者を約3分放置しただけで、死亡率は確実に 50% になるとのこと。

救急車が到着する6~7分の間、何もしないでいると、死亡率は70%以上と跳ね上がります。

しかし、誰かが倒れたそのすぐ側にいる人間が、早急に一次救命を開始すれば、生存率がグッと上昇します。< 例えば、心停止後1分以内に心肺蘇生ならびにAEDの処置があった場合、生存率は 90%以上 です。

また、AEDの要請からAED到着までの平均時間は、約4分とのこと。4分以内に除細動が行えれば、生存率は 約60% と、まだ半分以上の生存確率です。

このようなデータから、心室細動による心停止が起こった場合
   1:とにかくすぐに心肺蘇生を開始!
   2:心肺蘇生開始と同時にAEDの要請を!
   3:要請された人は、4分以内に探して持っていく!
 
もし、周りに誰もいなかったら・・・?

コーチが一人で指導中に、子どもが倒れたらどうしましょう?周りには大人はいなく、チームの子どものみ。

ちょっと怖いですが、ないともいえません。

倒れた子どもが7歳以下(1年生以下)の場合・・・
 まず心肺蘇生を5サイクル(心肺蘇生30回 人工呼吸2回 × 5セット)した後、自分で119番通報をしてAEDを探しに行きます。

倒れた子どもが8歳以上(2年生以上)の場合・・・
 まずは119番通報とAED搬送を優先。その後、心肺蘇生とAEDを。 2年生以上であれば、大人の言うことをかなり理解しますし、要求にも応えられる年齢になっていますから、できれば子どもにも普段から、”AEDの設置場所”を教え、”AEDとってきて!” と言われたらすぐに反応できるように教育しておくのも良いかもしれませんね。

スポーツとは関係がありませんが、6年生の男の子が自分のお父さんが倒れ、AEDを自分で使用して助けた! という話があります。